日本庭園で楽しめる紅葉 色づきピーク 外国人観光客「とても感動」寒気の流れ込みで更なる色づきも 大分
シリーズでお伝えしている「回顧おおいた2025」。
今回はこの1年の大分県内経済を振り返ります。
◆小泉進次郎農水相
「一層のスピード感と危機感を持ってコメの価格についての国民の不安を払しょくしていく」
2025年も様々な食料品が値上がりした中、家計を直撃したのがコメの価格高騰です。
大分市のイオンパークプレイス大分店に行列ができたのは「備蓄米」の販売日。
政府が対策として放出し「古古米」や「古古古米」などという言葉も広がりました。県内の店にも少しでも安い値段でコメを買い求めようと多くの人が訪れました。

7月、ホーバークラフトの定期便が16年ぶりに復活しました。
およそ30分で大分市と大分空港を結びます。
◆利用者
「こんなに速いのに揺れていないなと、すごく快適だった」
運航会社はさらなる利便性向上のため夜間の運航も見据えています。
そして、私たちの賃金に関するニュースも。県内の最低賃金が1035円に決定。
引き上げ額は81円と全国2番目の高さとなり初めて1000円台になりました。適用は年明け1月1日からとなります。

◆TOS児玉直輝記者
「大分市にあるこちらのガソリンスタンドではきょうから早速補助金が適用されたレギュラーガソリンの価格となっている」
物価高騰の中、いま価格が下がっているのが「ガソリン」です。暫定税率の年内廃止が決まり、移行措置として補助金が増額されています。
県内のレギュラーガソリンの平均販売価格はおよそ4年ぶりに160円台まで下がっています。

◆サンリオエンターテイメント小巻亜矢社長
「世界で一番優しい場所と言われるようなリゾート化を進めて行きたい」
12月、発表されたのは日出町にあるハーモニーランドの「リゾート化計画」。
周辺の山林も一体的に整備し、アトラクションの新設やホテルの建設を予定しています。
また、2025年4月から始まった大分空港の愛称を「大分ハローキティ空港」としたキャンペーンは好評で期間を2026年3月末まで延長することが決まっています。
12月、JR大分駅前に「アパホテル」がオープン。255室を備えた12階建てで、大分トリニータのマスコットキャラクター「ニータン」をテーマにした特別な客室も用意されています
このアパホテルがあるJR大分駅前は今、その姿を大きく変えようとしています。
地上27階建て。1億円を超える部屋も販売される見込みだというタワーマンションの建設が進んでいるほか、その横には主に高齢者を対象とした別のマンションも建てられます。
共に完成は2027年の見通しですが、2026年も工事が進み街の姿が大きく変わっていきそうです。
